アスリート・スポーツ・メディカルシリーズ
【筋肉深掘り/猫背解消メソッド】
三学期の土曜講座では、DAY1・DAY2合わせて30名を超える生徒の皆さんが受講してくださいました。

今回のテーマは「猫背解消」
単に姿勢を正すのではなく、競技力・集中力・精神性にまで影響する“身体の土台”を学ぶ時間となりました。
アスリートにとって、自分の身体を理解することは技術練習と同じくらい重要です。
姿勢は骨格の問題ではなく、筋肉の使い方と重心の在り方の結果です。
猫背になると胸郭が閉じ、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると酸素供給が低下し、持久力や判断力にも影響します。
さらに、骨盤後傾が続くことで下肢のパフォーマンスも低下し、怪我のリスクも高まります。
東洋医学の視点では、姿勢の崩れは「気」の巡りの滞りと考えます。
背中が丸まると胸の経絡が縮こまり、呼吸とともに巡るエネルギーも制限されます。
つまり姿勢は、身体機能だけでなく精神状態とも深く関係しているのです。

DAY1では足首からアプローチしました
足関節の可動域は全身のバランスの起点です。
足元が安定しなければ、上半身は代償動作を起こします。
土台を整えることが、猫背改善の第一歩です。
DAY2では大腿部の筋肉に焦点を当てました
太腿は身体の推進力を生み出す重要な部位です。
ここが硬くなると骨盤が後傾し、背中が丸まりやすくなります。
筋肉の構造を理解し、正しく動かすことが姿勢改善につながります。
来月のDAY3では上半身を含めた総合的な連動を学びます。




姿勢は見た目の問題ではありません。
競技における瞬時の判断、目的意識、そして将来社会で人と向き合う際の在り方にも直結します。
美しさとは、整った姿勢から自然に滲み出るもの。
身体を整えることは、生き方を整えること。
生徒の皆さん、そしてご父兄の皆さまにとって、確かな学びとなる時間をこれからも大切にしていきます。